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『評判の高い藤沢周平作品』

 最近「花のあと」「必死剣鳥刺し」等映画化の影響であろうか、あらためて藤沢作品を読んでみたいが・・・このホームページを見ると作品数が多くてどの作品を読んだらいいか参考にならない。推薦する作品を幾つか挙げて欲しい、と言うようなメールが多少ある。同時に映画を観る方々の多くが原作を読んではおられないようである。これもまた当然のことだと思う。

 以前にも書いているが、小説は読む年齢によって評価は変化するし、それぞれの好みも異なるし推薦などおこがましい。しかし難しい話は別として、以下に幾つかの評判の高いと思われる作品を挙げてみることとした。評判が高い根拠は文庫本の重版などを多少参考にしたが、系統立てて調べたわけではなくネット情報等から判断した。周平作品に嵌まりつつある方々の参考になれば・・・。
(オススメとは異なります・・・ご了解下さい。しかし流石に皆良い作品だと思います)

作品名 文庫本名 シリーズ関連作品
海鳴り 文春文庫 長編
隠し剣孤影抄 文春文庫 隠し剣秋風抄
風の果て 文春文庫 長編
時雨みち 新潮文庫 短編集
春秋の檻 立花登手控え 講談社文庫 風雪の檻  愛憎の檻  人間の檻
蝉しぐれ 文春文庫 長編
たそがれ清兵衛 新潮文庫 短編集
橋ものがたり 新潮文庫 短編集
用心棒日月抄 新潮文庫 孤剣  刺客  凶刃 
よろずや平四郎活人剣 文春文庫 短編シリーズ
     
     

とりあえず10作品を挙げました。ベテランの周平ファンの皆様から、これも評判が高い作品だ!と言う推薦がありましたらご連絡下さい。

2010年9月記述  

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