最も多く登場する名前(姓を除外)
姓を除外し、武家、町人を一緒にして、同じ名前の人物がどの位存在するかを纏めてみました。最大は19名でした。ベスト3を以下に整理しました。(武家の場合の兵衛は、「ひょうえ」と読むのかもしれませんが、読み方には言及していません)
市兵衛・・19名
登場人物名 | 役 柄 | 単行本名 | 作品名 |
市兵衛 | 紙屋碓氷屋の主人 | 暁のひかり | 冬の潮 |
市兵衛 | 和泉屋の主人 | 喜多川歌麿女絵草紙 | 霧にひとり |
市兵衛 | 岡っ引、通称五斗米市、裏の世界の男 | 天保悪党伝 | 天保悪党伝 |
市兵衛 | 親分、別名梅市 | 橋ものがたり | 吹く風は秋 |
市兵衛 | 元太物問屋、伊豆屋の番頭で独立 | 日暮れ竹河岸 | 日暮れ竹河岸 |
市兵衛 | 孫十の舅、まきの父親 | 夜の橋 | 孫十の逆襲 |
朝岡市兵衛 | 元郡奉行 | 隠し剣秋風抄 | 暗黒剣千鳥 |
安藤市兵衛 | 組頭 | 三屋清左衛門残日録 | 梅雨ぐもり |
落合市兵衛 | 組頭 | 隠し剣秋風抄 | 孤立剣残月 |
勝田市兵衛 | 勝田兵蔵の父親、元与力 | 彫師伊之助シリーズ | ささやく河 |
陶山市兵衛 | 一刀流道場主 | 暗殺の年輪 | ただ一撃 |
谷村市兵衛 | 海坂藩勘定組 | 用心棒シリーズ | 凶刃 |
東野市兵衛 | 江戸屋敷御納戸頭 | 三屋清左衛門残日録 | ならず者 |
中台市兵衛 | 海上藩郡奉行 | 静かな木 | 偉丈夫 |
中林市兵衛 | 中林市之進の祖父 | 秘太刀馬の骨 | 秘太刀馬の骨 |
野沢市兵衛 | 筆頭家老 | 隠し剣秋風抄 | 暗黒剣千鳥 |
野沢市兵衛 | 家老 | たそがれ清兵衛 | たそがれ清兵衛 |
服部市兵衛 | 海坂藩勘定方藩士 | 用心棒シリーズ | 陰の頭領 |
本多市兵衛 | 雇い主の浪人 | 用心棒シリーズ | 梅雨の音 |
喜兵衛・・19名
登場人物名 | 役 柄 | 単行本名 | 作品名 |
喜兵衛 | 胡桃長屋の大家 | 暁のひかり | おふく |
喜兵衛 | 昔の鶴見屋の主 | 時雨のあと | 秘密 |
喜兵衛 | 奈良屋の別邸の支配老人 | 霜の朝 | 霜の朝 |
喜兵衛 | 三左エ門の家の前の住人 | 春秋山伏記 | 験試し |
喜兵衛 | 米屋の主人 | 出会い茶屋 | 日照雨 |
喜兵衛 | 賭場の客、木綿問屋 | 驟り雨 | 捨てた女 |
喜兵衛 | 紙問屋、玉木屋の主 | 日暮れ竹河岸 | 三日の景色 |
喜兵衛 | 戸倉屋の番頭 | 龍を見た男 | おつぎ |
安在喜兵衛 | 道場の遣い手、師範代 | 竹光始末 | 乱心 |
氏家喜兵衛 | 番頭 | 隠し剣秋風抄 | 孤立剣残月 |
鏡喜兵衛 | 不伝流道場主 | 隠し剣孤影抄 | 邪剣竜尾返し |
高力喜兵衛 | 歴史小説、主役のみ対象 | 長門守の陰謀 | 長門の守の陰謀 |
重松喜兵衛 | 横山新左衛門の亡妻の兄 | 玄鳥 | 鷦鷯 |
中沢喜兵衛 | 中沢道場主 | 隠し剣孤影抄 | 宿命剣鬼走り |
成瀬喜兵衛 | 御勘定目付 | 三屋清左衛門残日録 | 複数作品に登場 |
畑中喜兵衛 | 家老 | たそがれ清兵衛 | 日和見与次郎 |
畑中喜兵衛 | 目立たぬ家老 | 麦屋町昼下がり | 榎屋敷宵の春月 |
守谷喜兵衛 | 普請組 茂登が再縁した夫 | 玄鳥 | 玄鳥 |
山村喜兵衛 | 元家老 | 三屋清左衛門残日録 | 複数作品に登場 |
弥助・・17名
登場人物名 | 役 柄 | 単行本名 | 作品名 |
弥助 | 服部家の中間 | 蝉しぐれ | 蝉しぐれ |
弥助 | 当番所の下男 | 立花登鑑シリーズ | 女牢 |
弥助 | 自身番の書役 | 出会い茶屋 | 複数作品に登場 |
弥助 | 大家 | 橋ものがたり | 川霧 |
弥助 | 履物屋、相馬屋の番頭 | 日暮れ竹河岸 | 猿若町月あかり |
弥助 | 版元永寿堂の手代 | 闇の傀儡師 | 闇の傀儡師 |
弥助 | 上の村の村人 | 夜の橋 | 孫十の逆襲 |
弥助 | 雪駄商、筑波屋の主人 | よろずや平四郎活人剣 | 浮草の女 |
弥助 | 三之助の父親 | 龍を見た男 | おつぎ |
青木弥助 | 鉄砲組藩士 | 風の果て | 風の果て |
樫村弥助 | 郡奉行 | 蝉しぐれ | 蝉しぐれ |
新谷弥助 | 登と道場で友人 | 立花登鑑シリーズ | 複数作品に登場 |
末次弥助 | 末次道場主 元馬廻組 | 隠し剣孤影抄 | 宿命剣鬼走り |
杉内弥助 | 馬廻組、今枝流剣士 | たそがれ清兵衛 | だんまり弥助 |
野田弥助 | 石栗道場の門弟 | 蝉しぐれ | 蝉しぐれ |
半田弥助 | 近習組 | 暗殺の年輪 | ただ一撃 |
松村弥助 | 普請組助役 | 龍を見た男 | 切腹 |
姓を含めたフルネームでの同一登場人物に関しては、五十音順でご覧ください。又、女性の名前『はつ』、『きみ』、『みつ』、等は多くの作品に登場しますが、五十音順で分かりますのでそちらをご覧ください。敢えてランクを付けていません。
因みに『蝉しぐれ』の「牧文四郎」の後の名前「牧助左衛門」は当然一人ですが「助左衛門」は以下の7作品に存在しています。
登場人物名 | 役 柄 | 単行本名 | 作品名 |
鮎川助左衛門 | 次席家老 | たそがれ清兵衛 | かが泣き半平 |
帯屋助左衛門 | 勘定方小頭 | 花のあと | 悪癖 |
貝賀助左衛門 | 貝賀庄之助の弟 | 時雨みち | 飛べ、佐五郎 |
小塚助左衛門 | 海坂藩江戸屋敷近習頭取 | 用心棒シリーズ | 凶刃 |
野村助左エ門 | 次席家老 | 隠し剣秋風抄 | 盲目剣谺返し |
牧助左衛門 | 牧文四郎の父 普請組、実は養父 | 蝉しぐれ | 蝉しぐれ |
矢野助左衛門 | 元幕府小普請組吟味役の隠居 | 龍を見た男 | 弾む声 |
登場人物四方山話3 に続く