murmur

   続バックアップ考


1999年8月20日 

 以前に、バックアップ考を書いたのだが、どうもしっくりこない。なぜかというと、容量の違うハードディスクにした場合、大きいハードディスクにコピーした時は、オーバーした部分が使えない状態になるし(FDISKの拡張機能を使えばOKだが・・)、小さい時には、ツール(DiskClone)が使えない。ハードディスクにコピーする方法は変わらないが、やっぱり、正当な方法でバックアップしなければならないと考えた。

 色々調べたのだが、以下の方法で出来るようだ。
 

  1. 新しいHDを買ってくる(当たり前!?)
  2. マシンにHDを入れる
  3. パーティションを切る。

  4. /(ルート)・/usr・/homeなどなど
    マウントポイントを考えながら
    又、立ち上げパーティションの起動ONのスイッチも忘れずに
  5. システムを再立ち上げ(パーティションを認識するために)をして、fsのフォーマット(ext2,swap+mkfs,mkswap)
  6. 各パーティションのマウント
  7. tarコマンドで現在のシステムを各パーティション毎セーブする

  8. tar cvf a.tar / (空き容量があること)
    もし無い時は、MOなどを使用する。
    tar cvMf /dev/hdb / などで吸い上げる
    ここでは姑息にも同一ドライブで、吸い上げの影響が無いa.tar(先頭)を使用した(少々エラーが出る)
  9. tarコマンドで、各パーティションへ復元

  10. tar xvf save.tar
  11. これだけでは、起動しないので、一旦FDで起動するようにFDを作成する。

  12. dd if=/boot/vmlinuz of=/dev/fd0
    ifはLinuxイメージファイル
  13. 新しいHDをプライマリーにして、FDを入れて起動すると、FD起動→新HD起動
  14. 起動されたらrootでロクインして

  15. liloコマンドを投入
 これで、立ち上げOK!元に戻りました。(^o^)

 結構、時間を取られました、tarで復元するだけでは起動できないのに参りました。一旦起動FDを作ってから、LILOを行うように気づくまでが・・・・ 


1999年8月23日

 土日でtarでアーカイブしてまた展開する方式はどうしても、今一の方法なような気がしたので、copyコマンドを調べてみた。
 以前は、cpコマンドはオーナー・タイムスタンプともコピーした人・時刻になっていた。しかし、今はもうちょっと賢いんじゃないかと思い、会社に来てmanコマンドでcpコマンドを調べてみると、-a アーカイブ指定 がパラメータにあった。従って以下のように、cpする

 cp -a . /mnt/マウントHDドライブ

 これで、簡単にクーロンが出来る。V(^0^)V

 

(無断転写を禁ずる、参考にならないと思うが・・・)