プログラマーのmurmur
不景気
1999年7月22日 午後6時ごろ
7月後半になり、暑く鬱陶しい日々である。もうすぐ梅雨明けとなる模様である。むさ苦しい頭でも刈りに近くの理容店に行った。
店内には、3人客が待ちちと時間が掛かるかと思ったが、3人理容師さんがいて30分ほどで順番がきた。私の横には、次の人が座った。私は、理容店では黙って座っているのが通例であるが、横の人は次から次へと話しをしていた。よほどお喋りが好きなのか・・・・
その人の話が、自然と耳に入ってきた。
「このごろ1ヶ月に1週間ぐらいしか仕事がないんだ」
「前は40万ぐらい稼いでいたのに、今じゃ10万円稼ぐのがやっとだ」
話の内容だと、その人は職人さんで今までは知人から仕事を紹介してもらっていたのだが、仕事がなく紹介もしてもらえないので自分で仕事を探しているようだ。
警備員の仕事もなかなかなくて、パートの仕事を探したようだ、でも1日3時間ぐらいしか働けないから稼ぎもそんなにならないとぼやいていた。
景気が上向きと、政府は言っているようだが仕事の量からすると、景気はまだまだ良くなっていないことを実感する。
天気と同じように、暗雲が垂れ込めている。
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