鳥島 -Torishima-
鳥島(とりしま)は、伊豆諸島の島(無人島)。アホウドリ アホウドリはその長大な翼のために助走無しには飛び立てず、 地上にあっては鈍重な鳥である。 その上、人間に対する警戒心が希薄なため、 地上のアホウドリを捕獲するのは簡単だった。 それ故に「阿呆な鳥」すなわち「アホウドリ」と呼ばれた。 |
須美寿島 -Sumisujima- 伊豆諸島の南部、青ヶ島の南約110kmにあり、 ベヨネーズ列岩と鳥島の中間に位置する。本島と数個の岩礁から成る。 本島は南北に長い突岩(カンラン石玄武岩)である。 航路上の重要な地点でもある。 東京都に属してはいるが、何れの町村に属しているかは未定の状態である。 このため、都の行政出先機関である八丈支庁が管轄している。 島の北側には直径10kmの海中カルデラがあり、 須美寿島はカルデラの南側の高まりの頂部である。 このカルデラの形成は少なくとも約2万年前より古いと考えられている。 1990年代などの島の部分的な崩壊により、それ以前とは島の形状がかなり変化した。 周辺は好漁場のため、時おり釣り人などが島に上陸する。 また、漁船が座礁することもある |
ベヨネース列岩 -Bayonaise Rocks- 伊豆諸島南部、東京から南に408km、青ヶ島の南約65kmに位置し、 3個の烏帽子形の大岩礁と数個の小岩礁から成る。 東8kmに位置する海底カルデラ 「明神礁カルデラ」のカルデラ縁上に位置するが、 形成時期は明神礁カルデラより古い。 植生はほとんどない。渡り鳥の休息地でもある。 |
青ヶ島 -Aogashima-
東京の南358km、八丈島の南方65kmにある周囲約9kmの火山島。