恒久平和祈念
旧海軍指令部壕 Japanese Navy UnderGround Headquaters
−忘れられない、20世紀の爪あと。−
昭和19年(1944年)日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた防空壕で、当時は450mあったと言われています。
カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと坑木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下郡地で、
4000人の兵士が収容されていました。戦後しばらく放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後、
昭和45年(1970年)3月観光開発事業団によって司令官室を中心に275m復元されました。
■ 沖縄戦による戦没者数
全戦没者数 200,656名
(日本側 188,136名)
・他都道府県出身(軍人軍属) 65,908名
・沖縄県出身(軍人軍属) 28,228名
・沖縄県出身(戦闘参加者) 56,861名
・一般沖縄県民(推計) 37,139名
(米軍側 12,520名)
■ 米軍が使用した砲弾
2,716,691発(1945年4月1日〜6月30日)
■ 旧海軍壕遺骨収用作業状況
2,400人
(旧海軍司令部壕資料による)
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壕内見取図
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昇降廊
105段、30mほどの階段を降りると、
通路が縦横に張りめぐらされた
壕内へと続きます
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海軍戦歿者慰霊之塔
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